すずらんの開花情報2011
すずらんの開花情報は、芦川源流域に自生する日本すずらん群生地を永年にわたり守り続けてきた故・藤本義晴氏に敬意を表すとともに、「君影草」の別名を持ちひっそりと咲く可憐なすずらんの開花の様子や貴重な生息環境を守り伝える事を目的としています。トイレ・駐車場あり(標高約1300メートル)
開花記録一覧
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第11回
取材日:2011年6月10日(午前) くもりのち晴れ
芦川町の気温は20度、少しジメジメした空気でした。駐車場にはすずらんを見に来た方よりも、新道峠へ登山に来た車が目立ちました。今日は春蝉や鳥たちの鳴き声が群生地内に響き渡り、朝露を残したすずらんの葉や山野草の姿がとても美しく見られました。現在雑草が伸びてすずらんが見えにくくなっています。花の状態はB地点からC地点とC地点からD地点の中間地点が見頃を迎えています。A地点やD地点では遅れ咲きのすずらんが満開です。
※
こちらのすずらんは「にほんすずらん」種のため非常に小ぶりです。そのため、葉に隠れるように咲いています。のぞき込むようにしてすずらんの花をご覧ください。
青葉が茂るすずらん群生地。


それではA地点から観察を始めます。A地点は北入口から群生地に入った地点に位置します。




遅咲きのすずらんが満開の状態です。


左上:今回も蝉君に出会いました。右上:タチツボスミレが至る所に咲いています。
花言葉は「つつましい幸福」、「誠実」だそうです。


続いてB地点。A地点から60メートル歩いたところにB地点があります。




B地点のすずらんは見頃を終え、遅咲きのすずらんが咲き始めました。


左上:葉の上にバッタ君。右上:こちらの黄色い花は葉が三つ葉ということからミツバツチグリと名付けられました。ヘビイチゴにも似ています。


B地点からさらに100メートルほど、傾斜のある遊歩道を歩くとC地点に辿り着きます。標高が一番高いため、一番生長が遅い地点です。左上:今日の写真。右上:前回の写真。前回の撮影時にあった枝の花や葉っぱが無くなっていて驚きました。鹿の仕業・・・?




左上:C地点のすずらんは8分咲きほど。右上:落ち葉から芽を出した結果、未だにすずらんの葉に付いていました。


左上:フジザクラの実はほとんど赤くなりました。右上:アワフキムシの泡をよく見るようになりました。


南入口にあるD地点。 この地点は群生地の中でも一番標高が低い所に位置します。


咲いている遅咲きのすずらんが減ってきました。


左上:アマドコロの蕾が白く変化してきました。右上:雑草が生え、撮影が困難になっているせいか、柵の中に入って撮影している人が後を絶ちません。そのような人によってすずらんが踏まれている光景を今日も目にしました。
すずらんの花が集っていました。(撮影場所:A地点)
朝露を受け止める葉。(撮影場所:A地点)
葉の裏で密かに咲くすずらん。(撮影場所:C地点)
周りの雑草に負けじと咲くすずらん。(撮影場所:C地点)
たくさんの花を付けたすずらん。(撮影場所:D地点)
花開くことをじっと待つ蕾たち(撮影場所:C地点)
次回の観察は休み明けの月曜日を予定しています。(撮影場所:C地点)
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●すずらん群生地に入る前に、必ず下記注意事項をご一読ください。
すずらんは、山梨県の自然記念物に指定されてます。採取や損傷は絶対にしないで下さい。群生地内での飲食や喫煙はご遠慮下さい。 遊歩道以外の場所への立ち入りはご遠慮下さい。ゴミは各自必ずお持ち帰り下さい。 ペットを連れてのご入場はご遠慮下さい。

●すずらんの里祭り 2011年5月27日(金)~5月29日(日)
山梨県の自然記念物にも指定されているすずらん群生地で、今年も「すずらんの里祭り」が行われます。まつり期間中は様々なイベントが行われ、上芦川から群生地までの無料送迎バスが運行されます。
●芦川町について
このすずらん群生地は芦川町のシンボルになっていますが、芦川町はすずらんだけでなく、古民家集落や石垣の段々畑、山間を流れる渓流など、豊かな自然に溢れた素晴らしい山村です。訪れる人の心や体を癒やしてくれる、日本の原風景を感じさせる芦川町へお越しいただき、ネットでは伝えきれない芦川の素晴らしさをぜひ体感してみてください。

●新道峠ライブカメラ
芦川町新道峠に設置されたライブカメラから、毎朝30分毎に峠から見える富士山の画像が更新されます。浮世絵を見るような美しい富士の姿は毎日毎日ひとつとして同じものはありません。朝焼けの富士、鏡のような湖面、虹色に輝く雲海・・・春夏秋冬、様々な顔の富士山を楽しめます。

●新道峠からの大パノラマ
新道峠はすずらん群生地から車で15分ほど林道を走り、数分登れば峠に到着です。富士山や南アルプスの素晴らしい眺望を気軽に楽しめるロケーションです。ライブカメラの設置ポイントはもう少し登りますが、ここからの眺めも絶景です。ぜひすずらんの花と共に、お楽しみください。

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