![すずらんの花](image/suzurankaika_title.jpg)
すずらんの開花情報2011
すずらんの開花情報は、芦川源流域に自生する日本すずらん群生地を永年にわたり守り続けてきた故・藤本義晴氏に敬意を表すとともに、「君影草」の別名を持ちひっそりと咲く可憐なすずらんの開花の様子や貴重な生息環境を守り伝える事を目的としています。トイレ・駐車場あり(標高約1300メートル)
2014年の開花状況 2013年の開花状況 2012年の開花状況 2010年の開花状況
開花記録一覧
第1回(5/10) | 第2回(5/17) | 第3回(5/20) | 第4回(5/23) | 第5回(5/25) | 第6回(5/27) | 第7回(5/31) | 第8回(6/3) | 第9回(6/6) | 第10回(6/8) | 第11回(6/10) | 第12回(6/14)終了
第4回
取材日:2011年5月23日(午前) 雨のち曇り
すずらんの群生地へ向かう途中、芦川町は霧に包まれていました。初めは雨が降っていましたが、車から降りるといつの間にか雨が止んでいました。今までの観察日に比べて今日は一番寒く、気温は10度でした。すずらんの葉には雨の雫が付き、花が開き始めました。きっと暑い日が続いたからでしょう。しかし、咲いたのはごく一部の場所で、全体的にまだ咲いていない場所が多いです。テレビで芦川町が紹介された影響もあり、このような悪い天気なのにもかかわらず、今日もすずらんを観に来たお客さんが多く見られました。
![](image/yama/0523suzuran_1.jpg)
雨が降った直後のすずらん群生地。針葉樹皮舗装材に杉や檜の樹皮が使用されているため、水はけが良く、歩きやすくなっています。
![](image/yama/0523suzuran_2.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_3.jpg)
左上:すずらん荘の売店。本日は芦川産のこんにゃくや太いフキなどが販売されていました。右上:今日は芦川産のわさび漬けがありますよ~。
![](image/yama/0523suzuran_4_000.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_5_000.jpg)
左上:こちらはA地点。葉の間から白いすずらんの蕾が見られました。この辺りは花芽が膨らみ、黄緑色から白くなったすずらんの蕾が多く見られます。右上:落ち葉を突き抜けて伸びるすずらん。木の葉の近くには大きなすずらんの花があります。
![](image/yama/0523suzuran_6_000.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_7_000.jpg)
左上:大きくなった葉の裏にひっそりと身を潜めるすずらんの蕾たち。右上:A地点のすずらんはもうすぐ花が開きそうな状態でした。
![](image/yama/0523suzuran_8.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_9.jpg)
続いてB地点へ。A地点からB地点への遊歩道は緩やかな傾斜になっています。
![](image/yama/0523suzuran_10.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_11_000.jpg)
左上:今日は雲によって薄暗く、遠くで雨の降る音が聞こえました。右上:葉は以前にも増してさらに伸びています。
![](image/yama/0523suzuran_12_000.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_13_000.jpg)
左上:花芽は徐々に大きくなってきました。右上:細かい水滴が付いたすずらん。
![](image/yama/0523suzuran_14.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_15.jpg)
左上:標高が一番高いC地点。右上:こちらではイカリソウが多く見られ、とても綺麗でした。
![](image/yama/0523suzuran_16.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_17.jpg)
左上:緑が広がる群生地の中に薄い紫色のイカリソウの花が目立ちます。右上:今朝降った恵みの雨を受けるすずらんの葉。
![](image/yama/0523suzuran_18_000.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_19_001.jpg)
左上:一番生長が遅いエリアのため、まだ葉が巻いてある状態のすずらんが見られます。右上:大きくなったフジザクラの実の上に、1ミリメートルほどの赤い虫の夫婦(?)がいました。
![](image/yama/0523suzuran_20.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_21_001.jpg)
左上:一番標高の低いD地点。右上:こちらはすずらんの生長が早く、周りの草も伸びてきていました。
![](image/yama/0523suzuran_22.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_23_000.jpg)
左上:白く丸く膨らんだすずらんの蕾が多く見られました。右上:そして、ついにすずらんの花が咲き始めました。
![](image/yama/0523suzuran_24.jpg)
![](image/yama/0523suzuran_25.jpg)
雨の粒を沢山付けた葉がありました。すずらんの周辺にはヘビイチゴの花が咲いていました。
![](image/yama/0523suzuran_26.jpg)
葉の裏に白くて大きな鈴のような花を付ける様子から「すずらん」と名付けられました。
![](image/yama/0523suzuran_27.jpg)
すずらんの花は下の蕾から順番に咲いていくようです。
![](image/yama/0523suzuran_28.jpg)
今週は金曜日から3日間「すずらんの里祭り」行われます。是非いらしてください。
開花記録一覧
第1回(5/10) | 第2回(5/17) | 第3回(5/20) | 第4回(5/23) | 第5回(5/25) | 第6回(5/27) | 第7回(5/31) | 第8回(6/3) | 第9回(6/6) | 第10回(6/8) | 第11回(6/10) | 第12回(6/14)終了
●すずらん群生地に入る前に、必ず下記注意事項をご一読ください。
すずらんは、山梨県の自然記念物に指定されてます。採取や損傷は絶対にしないで下さい。群生地内での飲食や喫煙はご遠慮下さい。 遊歩道以外の場所への立ち入りはご遠慮下さい。ゴミは各自必ずお持ち帰り下さい。 ペットを連れてのご入場はご遠慮下さい。
●すずらんの里祭り 2011年5月27日(金)~5月29日(日)
山梨県の自然記念物にも指定されているすずらん群生地で、今年も「すずらんの里祭り」が行われます。まつり期間中は様々なイベントが行われ、上芦川から群生地までの無料送迎バスが運行されます。
●芦川町について
このすずらん群生地は芦川町のシンボルになっていますが、芦川町はすずらんだけでなく、古民家集落や石垣の段々畑、山間を流れる渓流など、豊かな自然に溢れた素晴らしい山村です。訪れる人の心や体を癒やしてくれる、日本の原風景を感じさせる芦川町へお越しいただき、ネットでは伝えきれない芦川の素晴らしさをぜひ体感してみてください。
●新道峠ライブカメラ
芦川町新道峠に設置されたライブカメラから、毎朝30分毎に峠から見える富士山の画像が更新されます。浮世絵を見るような美しい富士の姿は毎日毎日ひとつとして同じものはありません。朝焼けの富士、鏡のような湖面、虹色に輝く雲海・・・春夏秋冬、様々な顔の富士山を楽しめます。
●新道峠からの大パノラマ
新道峠はすずらん群生地から車で15分ほど林道を走り、数分登れば峠に到着です。富士山や南アルプスの素晴らしい眺望を気軽に楽しめるロケーションです。ライブカメラの設置ポイントはもう少し登りますが、ここからの眺めも絶景です。ぜひすずらんの花と共に、お楽しみください。
芦川の関連記事
のんびりとローカルバスで芦川町へ
ローカルバス時刻表
えきから時刻表 >>JR中央線
ハイウェイバスドットコム >>新宿~甲府線
中央道御坂バス停からローカル路線バス停への行き方 >>マップ
ドラぷら >>トップページ
より大きな地図で 芦川のすずらん観察地 を表示