すずらんの花

すずらんの開花情報2011

すずらんの開花情報は、芦川源流域に自生する日本すずらん群生地を永年にわたり守り続けてきた故・藤本義晴氏に敬意を表すとともに、「君影草」の別名を持ちひっそりと咲く可憐なすずらんの開花の様子や貴重な生息環境を守り伝える事を目的としています。トイレ・駐車場あり(標高約1300メートル)

2014年の開花状況 2013年の開花状況 2012年の開花状況 2010年の開花状況

開花記録一覧

第1回(5/10)第2回(5/17)第3回(5/20)第4回(5/23)第5回(5/25)第6回(5/27)第7回(5/31)第8回(6/3)第9回(6/6)第10回(6/8)第11回(6/10)第12回(6/14)終了

第10回

取材日:2011年6月8日(午前) くもりのち晴れ

早朝に雨が降った後の撮影でした。天気は撮影中に曇りから晴れに変わり、すずらんの群生地はしっとりとした空気からカラッとした空気になりました。観光客の車は大分減ってきましたが、駐車場には観光バスや県外ナンバーの車が駐車されていました。また取材のためにTBSのカメラクルーの方や、花を観にすずらん群生地の関係者の方々が訪れていました。群生地はすずらんの花が香り、時折吹く風が気持ちよかったです。森林浴をしながらキツツキが木の幹を突く音や虫の鳴く声を聞いたり、撮影中はたっぷり自然に癒されました。花は現在B・C地点で見頃を迎えています。特にC地点からD地点へ向かう道が撮影スポットだと思います。A地点やD地点では枯れたすずらんが少しずつ目立ってきました。
※ こちらのすずらんは「にほんすずらん」種のため非常に小ぶりです。そのため、葉に隠れるように咲いています。のぞき込むようにしてすずらんの花をご覧ください。

白樺の木が広がるすずらん群生地。

左上:北入口の駐車場。空がとても近いです。右上:群生地内から観た空。

左上:TBSのカメラクルーが取材に来ていました。6月12日(日)TBS系9:45から放映されるそうです。(「サンデーモーニング」??)右上:撮影中曇りから晴れのお天気へと変わりました。

すずらん荘売店。今日も芦川産のお野菜や加工品、軽食が販売されていました。

左上:芦川産のふき。右上:とても太く、長さも30センチメートルほどあります。

それではA地点から観察を始めます。A地点は北入口から群生地に入った地点に位置します。

A地点のすずらんは満開を終え、現在遅咲きのすずらんが咲いています。

続いてB地点。A地点から60メートル歩いたところにB地点があります。

左上:朝降った雨の雫を落とさないように葉の上にのせていました。右上:葉の上で休んでいた蛾。羽根の模様が角度によってはすみれ色の迷彩に見えます。

現在満開のB地点。現在撮影に一番適しています。

B地点からさらに100メートルほど、傾斜のある遊歩道を歩くとC地点に辿り着きます。標高が一番高いため、一番生長が遅い地点です。

木の幹や葉っぱなど、鹿が食べた跡を見つけました。

咲いた花がだんだん増えてきました。

左上:フジザクラの葉には泡が・・・アワフキムシの泡だそうです。右上:群生地内ではイカリソウがC地点以外で中々見つけにくいようになってきました。

左上:花がこちらに話しかけているように見えます。右上:一番したの花に雨の雫が集まっていました。

南入口にあるD地点。 この地点は群生地の中でも一番標高が低い所に位置します。

左上:枯れたすずらんが段々出てきました。右上:遅咲きのすずらんの花が満開を迎えています。

群生地を観察していると柵の中に入って撮影した跡が日増しに多く見られます。よく見るとすずらんたちが踏みつぶされていました。マナーの悪いカメラマンが増えています。すずらんの群生地内での採取や損傷は禁じられています。

すずらんの花をマネしたように蕾をつけたかわいらしい植物を見つけました。

すずらんの花を楽しむには虫になったようなアングルでご覧ください。(撮影場所:A地点)

雨あがりのすずらん。(撮影場所:B地点)

白樺の根元に咲くすずらん。(撮影場所:B地点)

風が吹けば今にも鈴の音が聞こえてきそうです。(撮影場所:C地点)

隣のすずらんの葉を傘にして雨宿り。(撮影場所:B地点)

日が射し、凛とした姿のすずらん。(撮影場所:A地点)

9つの花を持ったすずらん。(撮影場所:A地点)

周りに草がありながらも目立つすずらんの姿には勇ましさを感じました。(撮影地:B地点)

次回の撮影は金曜日を予定しています。

開花記録一覧

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●すずらん群生地に入る前に、必ず下記注意事項をご一読ください。

すずらんは、山梨県の自然記念物に指定されてます。採取や損傷は絶対にしないで下さい。群生地内での飲食や喫煙はご遠慮下さい。 遊歩道以外の場所への立ち入りはご遠慮下さい。ゴミは各自必ずお持ち帰り下さい。 ペットを連れてのご入場はご遠慮下さい。

すずらんの群生地案内板

●すずらんの里祭り 2011年5月27日(金)~5月29日(日)

山梨県の自然記念物にも指定されているすずらん群生地で、今年も「すずらんの里祭り」が行われます。まつり期間中は様々なイベントが行われ、上芦川から群生地までの無料送迎バスが運行されます。

詳細情報はこちら(笛吹市のサイト)

●芦川町について

このすずらん群生地は芦川町のシンボルになっていますが、芦川町はすずらんだけでなく、古民家集落や石垣の段々畑、山間を流れる渓流など、豊かな自然に溢れた素晴らしい山村です。訪れる人の心や体を癒やしてくれる、日本の原風景を感じさせる芦川町へお越しいただき、ネットでは伝えきれない芦川の素晴らしさをぜひ体感してみてください。

芦川エリアガイドはこちら

懐かしい日本の原風景

●新道峠ライブカメラ

芦川町新道峠に設置されたライブカメラから、毎朝30分毎に峠から見える富士山の画像が更新されます。浮世絵を見るような美しい富士の姿は毎日毎日ひとつとして同じものはありません。朝焼けの富士、鏡のような湖面、虹色に輝く雲海・・・春夏秋冬、様々な顔の富士山を楽しめます。

富士山ライブカメラ

新道峠ライブカメラからの富士山

●新道峠からの大パノラマ

新道峠はすずらん群生地から車で15分ほど林道を走り、数分登れば峠に到着です。富士山や南アルプスの素晴らしい眺望を気軽に楽しめるロケーションです。ライブカメラの設置ポイントはもう少し登りますが、ここからの眺めも絶景です。ぜひすずらんの花と共に、お楽しみください。

富士山と南アルプスの眺望

のんびりとローカルバスで芦川町へ

ローカルバス時刻表

えきから時刻表 >>JR中央線

ハイウェイバスドットコム >>新宿~甲府線

中央道御坂バス停からローカル路線バス停への行き方 >>マップ

ドラぷら >>トップページ


より大きな地図で 芦川のすずらん観察地 を表示

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2009年以前の開花情報

 

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