八代もちつき交流会

2013年12月27日UP

12月26日(木)クリスマスの翌日、町は新しい年を迎える準備に慌ただしい雰囲気です。 八代町、八代福祉センターの駐車場を利用して、近年恒例行事となっている障がい者と地域を取り囲む人々との交流事業を取材してきました。

この事業は笛吹市社会福祉協議会八代地域事務所と八代八和会(八代町在住現職退職教職員の会)が協働で開催しています。また障がい者地域活動支援センター『ふえふき』や八代作業所・育美会(地域活動支援センターⅢ型)で活動されるみなさんが関わり、会場地域の八代町森の上地区、民生児童委員、身体障がい者福祉会、八代町老人クラブ連合会、日赤奉仕団、NPO法人地域福祉サポート笛吹、ふえふき男衆ボランティア、笛吹市ボランティア連絡会など多数のボランティアが協力しています。

笛吹市社会福祉協議会の職員のみなさん。
見事に息の合ったコンビネーション。

「よいっしょっ!」「よいしょーっ!」
小さな杵だけど子供たちだって負けてない、力強い一降り。

ゲームコーナー。
高齢者とふれあいにみんな笑顔いっぱいでした。

輪投げ。「よーく狙って」

グラウンドゴルフ。「脇を締めて、ボールを良く見て」

ドライフルーツ(ぶどう・桃・トマト)

餅つきを行い、無料で雑煮などがふるまわれ、お楽しみ抽選会やくじ引き、高齢者とのゲームで師走の寒さを吹き飛ばす賑わいを見せていました。

参加する地域の子供たちは冬休みに入ったばかりの八代小学校の児童。

八代育美会のみなさん。

くじ引き会場。八代八和会のみなさん。

「地域の子供たちは地域で見守り、地域が子供たちを成長させる。」
こういった取り組みは、現代社会のまちづくりにおいても重要なファクターと言えそうです。 3.11以降、絆という『言葉』が叫ばれました。しかし、ほとんどの地域の交流は希薄というのが現実です。八代町では昨年度から八代小学校校長が八代町老人クラブ連合会に協力を要請し、児童の登下校の見守り活動を実施。まずは「おはよう」「おかえり」といった声掛け活動から始まり、徐々に世代間のコミュニケーションへ繋がるような動きも成果として表れるようになった模様です。これもコミュニティエンパワーメントのひとつと呼べそうですね。 世代から世代へ町の文化や慣習、産業は継承されていきます。

ビジネスにおいては『人材』を『人財』すなわち「人は宝なり」と捉える経営者が多い。

子供たちは地域、ひいては日本の未来をつくる宝です。
『千の蔵より子は宝』

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