八代ふれあいサロン大運動会

2013年10月21日UP

全国各地で高齢者の趣味や健康など生きがいづくりを目的とした『いきいきふれあいサロン』が展開されて20年余りが経過しています。笛吹市内では、特に八代町と春日居町が合併前のふれあいサロン草創期から積極的に活動を展開してきたそうです。八代町は全18地区でふれあいサロン活動を行い、毎年秋に運動会を開催し、今年で14回目を数え、恒例行事となっているそうです。

八代ふれあいサロン大運動会は実行委員会形式を採用し、笛吹市社会福祉協議会八代地域事務所が事務局として、実行委員には地域の区長・民生児童委員・ボランティアが参加し協働で会の運営に携わっていました。

開会式には来賓として
笛吹市社会福祉協議会・網倉会長、
笛吹市役所八代支所・武川支所長、
笛吹市議会・梶原清議員、北嶋恒男議員、渡辺清美議員、渡辺正秀議員(50音順)
らが出席。

運動会のプログラムは、八代町内の保育所が毎年順番で遊戯を披露、ちなみに今年は御所保育所が参加。

北八代地区の健康づくりサークル「北いきいきクラブ」による健康体操。

参加者全員で輪投げ。

毎年恒例となっている花文字。
「みれるかな ぜったいみるぞ 東京オリンピック」

今年から新しい演目「仮装」が加わりました。
18地区で衣装の入った袋を渡され、その衣装に身を包み会場を一周。

こちらも恒例となっている「じゃんけんチャンピオン」
全員参加のじゃんけん大会で上位7名には景品が用意されていました。

ふれあいサロン運動会に参加する高齢者の皆さんは「サロンは生きがい」と話すように笑顔の花が咲き、活気に満ち溢れていました。
「年をとると中々出歩くのが億劫になって、月に1回でもサロンに参加することはとても意味があるんですよ。みんなと顔を合わせるだけ、お茶を飲んで他愛もない話をする。それだけで十分楽しいんですよ。もちろん地域の人たちやボランティアさんとのふれあいも楽しみの一つです。」と参加者の方は話し、

「運動会は通常開催される地区のサロンと違い、普段会えない遠くの友達とお互い元気な表情を確認する機会でもあるんですよ。だから参加者のみなさんは毎年楽しみにしていて、些細なことですがもしかしたらこういったことが元気と若さを保つ秘訣であるかもしれませんね。」とある民生委員さんは話していました。

参加者の皆さんのいきいきとした表情、本当にこの運動会を心から楽しみにしていたのだと感じました。
そこには、ふれあいサロンに携わるすべての関係者の尽力があっての賜物であることも忘れてはならないと思います。
理想とする地域づくりは容易くはなく、地域一丸となって取り組むべきものであるとも感じました。
笑顔溢れる八代ふれあいサロンは、つづく。

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