特集:やまなしヌーボーで乾杯!

ヌーボーde乾杯! カウントダウン2009

会場の様子

秋風が身にしみる夜でしたが、飲んで、食べて、温まりました

屋台

ふじざくらポーク+ワインビーフがナントたったの100円!

ホットワイン

午前0時の解禁まではホットワインが大活躍

干しブドウの試食

わが「ふえふき旬感ネット」の干しブドウの試食コーナー

ワイン足湯

ワイン片手にワイン足湯に浸かり、身も心もワイン色に

山梨が生んだ世界のバーテンダー、小林直樹さん

世界レベルのワザを次々と披露した小林直樹さん

11月3日の「やまなしヌーボー」の解禁を祝おうと、笛吹市石和町の石和源泉足湯ひろばで、2日午後10時から3日午前1時にかけて「ヌーボーde乾杯! カウントダウン」が開かれました。

日中から冷たい風が吹き始めて、さらに夜になって一段と寒さが増す中、イベントのスタートと同時に旅館・ホテルの宿泊客らが続々と集まり、「足湯ひろば」は深夜にも関わらず来場者でいっぱいになりました。

会場には、ワインを温めた「ホットワイン」や鰍沢の郷土料理「みみ」などが出店。なかでも人気を集めたのが山梨県産の肉コーナーです。ふじざくらポークやワインビーフなどの極上の肉がリーズナブルに味わえることもあって、炭火の煙と焼き肉のいい匂いが漂う屋台の前には行列ができるほどでした。来場者はテーブルや足湯の周りに思い思いに席をとり、ワイン片手に様々な山梨の味覚を堪能。どのコーナーも用意した食材が早々に品切れになるほどの盛況ぶりでした。

当日は、私たち「ふえふき旬感ネット」も干しブドウのコーナーを設け、来場した皆さんに試食して頂きました。笛吹市産のロザリオ、甲斐路、デラウェアを枝付きのまま乾燥させたもので、従来の干しブドウと比べしっかりとした食感とジューシーな味わいで、多くの方から「おいしい」の声を頂きました。ワインのおつまみとして出したチョコレートでコーティングしたデラウェアは、チョコの甘味とデラの酸味がマッチした絶妙な味わいが好まれ、用意したほとんどがなくなるほど好評でした。

今夜のイベントに合わせて特別に用意されたのが、足湯にワインエキスを入れた「ワイン足湯」。来場者はロゼワインのように鮮やかな赤紫色をした湯を囲み、冷えた足を温めながら湯から立ち上るワインの香りを楽しんでいました。

一方、ステージ上には、山梨が生んだ世界のバーテンダー、小林直樹さんが登場。小林さんはバーテンダーの腕を競う国際大会「フレア・バーテンディング・コンペティション」で2007年に優勝した経歴の持ち主。今夜のステージのために集まった仲間らとともに、軽快なBGMにのせて曲芸のようにボトルを投げたり、回したりしながら、次々とカクテルを作り出します。ボトル、シェイカー、グラスを自在に操る、その世界レベルのテクニックと華麗なパフォーマンスで見る人を魅了。出来上がったカクテルをその場で来場者に振る舞うなどして、会場を大いに盛り上げました。

笛吹市ワイン会12社23種類のヌーボー

笛吹市産ヌーボーが勢ぞろい

解禁10分前になると、笛吹市ワイン会12社23種類のヌーボーがステージに並べられました。続いて各ワイナリーの代表が壇上に上がり、自社のヌーボーを前にそれぞれがPR。その中には、原料となるブドウの栽培から収穫までを自ら取り組んでいるオーナーもいて、出来が良かった今年のヌーボーの魅力を力強くアピール。今すぐ栓を抜いて飲んでみたくなるような期待の持てるコメントが聞かれました。

そうしていよいよ時刻は解禁1分前、秒読み段階に突入。司会者が発する「50秒前!」「40秒前!」の声に、刻々と迫る解禁の瞬間に向かって徐々にテンションが高まっていきます。30秒前、ファンファーレとドラムロールの効果音とともにステージ脇のスクリーンに「解禁まであと30秒」の文字が映し出されると、会場の熱気も一気に上昇。スクリーン前には映像に引き寄せられるように瞬く間に大勢の人だかりができました。12秒前からは笛吹市ワイン会12社が各社1秒1コマずつのリレー形式でカウントダウンしていく映像が流れ、それに合わせて会場全体で数字をコール。

「…5! 4! 3! 2! 1!」「やまなしヌーボー解禁!」

11月3日午前0時0分0秒。その瞬間、用意されたヌーボーのコルク栓が一斉に抜かれました。来場者にワインが行き渡ったところで、石和温泉旅館協同組合の山下理事長の乾杯の発声で「やまなしヌーボー」解禁の祝杯をあげました。

ヌーボーde乾杯

待ちに待ったヌーボー解禁、そして乾杯の瞬間

「やまなしヌーボー」解禁を祝うイベントが笛吹市で開かれるのは、今回が初めてでしたが、予想を超える人出と盛り上がりをみせ、大盛況のうちに幕を閉じました。

1つのイベントを成功させるのには様々な苦労や困難もありますが、それを乗り越え、仕事をやり遂げて、あらためてイベントの楽しさを感じることができると思います。今回、イベントスタッフとして参加した私たち「ふえふき旬感ネット」としても、来場者に喜んで頂き、また自分たちも楽しみながらイベントを盛り上げることができ、たいへん価値のある経験をさせて頂いたと思います。ありがとうございました。 (取材:しんたま)

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