スイーツの秋、満喫!

朝夕めっきり涼しくなってちょっぴり秋の気配も感じられる、そんな秋晴れの9月13日(日)、八代総合会館・調理実習室で行われた「Hope笛吹 スイーツコンテスト」ヘ行ってきました。今回が2回目となるこのコンテスト、前回のお題「モモ」に続いて、今回は秋の味覚「ブドウ」。いずれも笛吹市の特産品を使って、笛吹市の魅力の再発見につなげようという企画で、Hope笛吹さん同様、笛吹市を元気にする目的で活動している私たち「ふえふき旬感ネット」としても、たいへん興味のある内容です。

メインテーブルに用意された「甲斐路」「ピオーネ」「ロザリオビアンコ」

午前10時30分に開会式が始まり、参加4チームの紹介などが終わった後、11時に調理スタート。参加者はメインテーブルに用意された「甲斐路」「ピオーネ」「ロザリオビアンコ」から思い思いにブドウを選んで、各々の調理台で作業を開始。ブドウの実一粒一粒に丁寧に包丁を入れたり、鍋で煮込んだりと、チームによって作り方はいろいろ。見ているほうは何が出来るか期待でワクワクでしたが、作り手さんたちは制限時間60分という時間との戦いもあって、その表情は真剣そのもの。中には参加者のお子さんもお手伝いに加わり、親子で調理する微笑ましい光景も見られました。

残り時間が10分程になった頃から、次々に各チームのスイーツが完成。審査員は出来上がった順にスイーツを試食し、その後、別室に移って審査集計へ。そして、いよいよ結果発表。どの作品も味覚、視覚、食感に優れ、力作揃いのハイレベルな戦いの中から、荒井さんのスイーツ(写真右上)が見事グランプリに輝きました。「この夏休みに子供たちと一緒に試行錯誤を重ねて考えた」(荒井さん談)という作品だけあって、食べるのがモッタイナイくらい見た目も可愛いらしく、そのままショップに並べてもいいようなステキな出来栄えでした。審査員長も「アイデアと完成度がひじょうに高かった」と講評。私たちも、すべてのスイーツを試食しましたが、どれもたいへん美味しかったですヨ。

出品作品

当日は、私たち「ふえふき旬感ネット」も《桃粉》《デラ・ドライ》の試食コーナーを設け、来場者や審査員の皆さんに試食をして頂きました。《桃粉》は、桃の果実を【減圧平衡熱乾燥】させて粉末にしたもので、一方《デラ・ドライ》は、ブドウのデラウェア種を枝付きのまま【減圧平衡熱乾燥】させて干しブドウにしたものです。【減圧平衡熱乾燥】とは、早い話、原料が持つ成分を損なうことなく、そのまま残す画期的な製法です。特に《デラ・ドライ》は、ブドウ本来の酸味と奥深い味わいが堪能できる仕上がりで、これまでの干しブドウと比べても、しっかりとした食感とジューシーな味わいで、試食された方の多くから好評の弁を頂きました。この日、お聞かせ頂いたご意見・ご感想は、今後の参考にさせて頂きます。ありがとうございました。 (取材:しんたま)

 

 

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