水芭蕉の開花情報2013

水芭蕉の開花情報2013

観察する水芭蕉は、境川町にある「藤垈の滝」公園内、「清流ゾーン」に群生しているものです。群生地の周囲には遊歩道が巡り、老樹の茂る林の中を散策しながら、花を観察することができます。公園内にはトイレ、水道、駐車場、東屋などが整備されています。藤垈の滝から流れる水の温度は、年間を通して13度と低く、夏には涼を求めて訪れる人の絶えない名勝となっています。標高約440mの地点です。

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第3回

取材日:2013年3月21日(午後) 晴れ

3日前からウソのように開花スピードがあがり、見事に見頃を迎えた境川町藤垈の水芭蕉。週末に笛吹市を訪れる方は、是非足を運んで欲しいですね。水芭蕉以外にも梅や椿も咲き始め、園内に置かれた数々の彫刻も楽しめ、ここ癒しの杜は、正に春の憩いの場。石和温泉周辺で桜を楽しみ、ちょっと足を伸ばしてみませんか。

真っ直ぐきれいに伸びた仏炎苞は、限りなく純白に近い若草色。と言いますか、ほぼ純白ですが、微妙に緑がかって見えるのは単なる反射でしょうかね。

ちょっとドキドキしながら?正面から撮ってみました。でも、水芭蕉は更に下から見上げていますね。

下のエリアに繋がる流れには、意外と大きな石が沢山ですね。

ありがたい事に、遊歩道側に向かって咲いています。これ、全部が見る側の反対側に向かって咲いていたら、ちょっと淋しいですよね。

見頃を迎えたと言っても、まだまだこれから更に大きくなりますよ。

最下流のエリア。

これくらい咲くと、水芭蕉がのラインがハッキリとわかりますね。


石の影から。

 

左上:赤が美しい椿も咲き始めました。右上:梅の花は種類が多いので正確な名前は分かりませんが、花札に描かれてるのに似てるかな?

左上:藤垈の滝公園入り口の桜。右上:標高の高さはあまり感じませんが、実際には坊ヶ峯を下に見下ろせるくらいの所です。

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水芭蕉の観察地について

●群生地内では以下のことにご注意ください

この場所での植栽、伐採は禁じられています。 群生地内での飲食や喫煙はご遠慮下さい。 群生地水場への立ち入りはご遠慮下さい。 ゴミは各自必ずお持ち帰り下さい。 ペットを連れてのご入場はご遠慮下さい。

●「藤垈の滝」公園の水芭蕉

境川町は新潟県中条町(現在の胎内市)と「板額御前」を縁に姉妹町村になっています。境川町では、中条町で群生する水芭蕉を取り寄せて、この公園に植栽しました。この公園内も年間を通して水温が低く、水芭蕉の育成に適していた為、現在のように毎年花を咲かせてくれるようになりました。

藤垈の滝公園マップ

●境川町とは

曽根丘陵の東に位置し、南側から甲府盆地を望-む景色は壮大です。山頂に電波等が並び立つ坊ヶ峰は、境川のシンボル的存在です。スモモの栽培が盛んで、春には白く可憐なスモモの花と、ピンク色の桃の花を同時に見ることもできます。古代より栄えた土地の証として縄文時代の土器などが多く出土します。また、穏やかで自然豊かな里山の風景は、深沢七郎の「楢山節考」の舞台になったり、俳壇の巨匠、飯田蛇笏・龍太親子を輩出したりと、文豪にインスピレーションを与えたロケーションでもあります。

境川エリアガイドはこちら


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