“マクロビオティックス”料理教室(3回目)

現在、観光庁の推進する「官民協働した観光地再建・強化事業」として、笛吹市において「マクロビオティックス」を活用した地域振興策の実施が進められています。

第3回目のマクロビオティックス料理教室では、旅館などの地域事業者が参加し、マクロビオティックスの理論に基づいた料理方法を学びました。

実習で作るレシピについてオリエンテーションを受ける参加者。講師は新潟でマクロビオティック専門の料理教室を開催されている、細貝恵子さん。今回も実習のために、新潟から山梨までお越し下さいました。
実習では、玄米のちらしずし、切り干し大根のサラダ、ごぼうと人参のスパイス炒め、野菜の塩麹サラダ、きのこのお吸い物の5品をつくります。

まずは塩麹サラダから。

なるべく無農薬のものを使用します。

小さくカット

ボウルに入れ、塩麹で味付けし、まんべんなく混ぜれば出来上がり。

マクロビオティックスの野菜の切り方を復習します。

全体の部位を含むよう斜め切り

全体の部位を含むようまわし切り

ゴボウはよく洗って皮も使います

大葉はくるっとまるめて端から

下準備ができたら、炒めたり混ぜたりしていきます。素材から出る香りの変化や音を聞いて、火力の調整を行っていきます。

大きめにカットしたゴボウと人参をクミンで炒め、パセリを投入

玄米ご飯はいつもより水分少なめで。お焦げはおむすびにします。

梅干し入りの合わせ酢を投入

醤油で味付けした人参とシイタケを投入

野菜や玉子に見立てた高野豆腐で飾り付け

他のお料理もキレイに盛りつけ

完成です!

細貝先生からポイントの振り返り

さあ、いただきます。

食べ応えがあるためか、夏に敬遠されがちな玄米ご飯ですが、酢飯にすることで、とても食べやすくなっています。少しかために炊いた玄米の炊き加減も丁度よく、ちらしずしを食べた参加者も「美味しい!」「目からウロコ!」など絶賛でした。
塩麹のサラダも、オリーブ油、醤油、アガベシロップなどを使用した切り干し大根のサラダも、どちらも素材の味を楽しむことができました。

食後にお料理の感想などを話します。「マクロビって思ったよりとっつきやすい」「家で試してみたい」など率直な感想が飛び交います。

次回以降も毎回異なるレシピでマクロビオティックスの技術を学びます。次のレポートをお楽しみに。

 

ページトップへ

〒406-0834 山梨県笛吹市八代町岡513-5 Tel.055-287-8851 Fax.055-287-8852
Copyright 2009-2012 Fuefuki-syunkan.net. All Rights Reserved.