境川レポーター養成講座
【はじめに】
ここに1枚の新聞があります。ちょっと特別な新聞です。笛吹市民が笛吹市境川町のことを書いた初めての新聞なのです。郷土への愛情が込められた、この素敵な新聞を作るきっかけとなったのは、2010年冬に行われたある座談会でした。(→記事参照「境川地区地域づくり座談会」)この座談会の参加者からは「もっと境川の情報を発信したい!」という声も上がりました。
あれから1年、笛吹市市民活動支援課で続編となる講座が企画されました。住民の「情報発信したい!」という気持ちを後押ししてくれる講座です。講師、進行役は前回と同じく江戸川大学の鈴木輝隆教授とstudio-Lの西上ありささんです。さらに今回は強力な助っ人として、山梨日日新聞の方たちが講師に加わってくれました。その名も「境川レポーター養成講座」。住民自身が自在に情報発信できるように、スキルを学ぶ講座です。講座回数も全5回に増え、5ヶ月間じっくりと取り組みました。1枚の新聞を作り上げるまでの講座の様子を、一受講者の目線からお伝えしたいと思います。
【講師紹介】
レポート前編は、第1回~第3回の講座の様子をお届けします。レポーターに必要な技術を学ぶ講義が中心です。「レポーターの心がまえ」「文章の書き方」「写真の撮り方」「編集の仕方」などを、その道のプロから学びました。
レポート後編は、第4回、第5回の講座の様子をお届けします。新聞づくりの実習が中心です。実際に取材に行って記事を書き、編集作業を経て紙面を完成させていきました。楽しい編集会議の様子を中心にお届けします。