笛吹おもてなし観光バス

【A-8コース】境川町俳句の散策路

今回はケケロがコースをご案内するケロッ。笛吹市出身の俳人・飯田蛇笏、作家・深沢七郎にまつわるスポットと、霊泉“藤垈の滝”を有する癒しのスポットなど、境川町の文学と自然を巡る2日間限定のツアーだケロ♪

★出発日:9/24(土)・25(日)

★コース:出発地→「楢山節考」舞台説明の碑→境川町俳句の路散策→大窪いやしの杜公園→農産物直売所→解散地

★9/24(土):13:30発~16:30終了予定
9/25(日):9:30発~12:30終了予定

出発地は、石和温泉(源泉足湯ひろば)またはJR石和温泉駅前(市営バス乗降場)の2ヶ所です。申し込み時にどちらかお選びください。集合は出発時間の10分前までにお願いします。源泉足湯ひろばは無料駐車場がご利用できます。

●「楢山節考」舞台説明の碑

「楢山節考」「笛吹川」といった作品で知られ、作家としてだけではなくギタリストとしても活躍した石和町出身の深沢七郎。そんな彼の処女作にして、代表作のひとつである姥捨伝説を描いた「楢山節考」は、ご自身のエッセイでも語られているとおり境川町大黒坂周辺をイメージ(この地の風習を描いたのではなく、ここで暮らす人々の人情から想像したそうだ)して書かれています。深沢七郎が物語の舞台として選んだ山深い自然の姿を今に残す黒坂の地に平成3年に建立されたのが、この「楢山節考」舞台説明碑です。

●境川町俳句の路散策

東八代郡五成村(現在の境川町)で生まれた俳人、飯田蛇笏。五成村では古くから俳句が盛んだったことから、蛇笏も幼い頃より俳句に慣れ親しんでいたそうです。明治37年、早稲田大学入学のために上京。若山牧水、北原白秋、日夏耿之介らと親交を深め、高浜虚子を中心とした「俳諧散心」に参加し注目を集めます。その後、明治42年に郷里の境川へと戻り、生家を“山廬(さんろ)”と名付けて、境川の大自然の中に暮らしながら独自の俳句世界を完成させていきました。今回のコースでは、山廬門前(山廬の中は非公開となっています)にて解説を交えながら周辺を散策し、飯田蛇笏、龍太親子が愛した境川の風景を実際に肌で感じていただきます。

●大窪いやしの杜公園

春には約3,000株の水芭蕉が可憐な花を咲かせ、夏は清流と木々の木陰が織り成す天然の涼が楽しめ(作家の井伏鱒二は「真夏のエアスポット」と評した)、秋には周囲の山々が描く紅葉を一望できる癒しのスポット、大窪いやしの杜公園。公園中央には、新羅三郎義光の開基と伝えられる芹沢不動尊の御堂、そして不動林の中で湧き出した泉が八すじの滝となって流れ出している霊泉“藤垈の滝”があります。また、園内のいたる所には財団法人北野生涯教育振興会と日本大学美術学部によって設置、寄附された33体の彫刻があり、自然と文化を楽しむことができる癒しと憩いの空間となっています。

●農産物直売所

地元農家で生産された新鮮野菜や加工品の販売などで今や人気のスポットとなっている農産物直売所。今回のコースでは、さかいがわ農産物直売所または八代農産物直売所グリーンファームへの立ち寄りを予定しています。

出発したバス停に戻って解散となります。

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笛吹おもてなし観光バスパンフ7~9月(PDF:3.33MB)

 

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