紅葉も深まるこの季節、秋と言えば・・・食欲?読書?映画?いえいえ、今年の秋はアウトドアですよ!私ミーシャは今流行のカラフルアウトドアファッション「山ガール」スタイルで、笛吹市御坂町上黒駒にあるレジャー施設「嵐山つり堀」へ行ってきました!
取材日:11月15日(月)
日本システムウエアの建物の手前を曲がり,直進すると「嵐山つり堀」の大きい看板がありました。他にも釣り堀の半径2km以内に6つの案内板があり、つり堀までの道はとてもわかりやすいです。周辺には桃畑やぶどう畑が一面に広がっていました。ここ御坂町黒駒地区では春にピンク色の桃畑と黄色い菜の花畑を見ることができます。秋の紅葉だけでなく、春の景色も素晴らしいですよ。
金川沿いの道を真っ直ぐ行くと嵐山つり堀の入り口へ着きました。
遠くからでも木々の色付きを確認できるくらいの鮮やかさ!さらに入り口から奥へ進んでいくと、紅葉は最盛期でした!取材で来たことを忘れてしまうくらいです。風が吹く度に枯れ葉が落ちていく様、哀愁を感じてしまいますね。こちらでは釣りの他にキャンプ、バーベキュー(※ゴミは個々にお持ち帰り)、夏は流しそうめんもやっているそうです。食事処ではラーメン・うどん・やきそば・肉丼・カレーライスなどのメニューがあります。
パラグライダーで秋を満喫
嵐山つり堀ではモーターパラグライダーに乗ることができます!!今日はオーナーの田中さんに案内していただきます。嵐山つり堀の入り口に広がるこの平地は離脱・着陸地点となります。「モーターパラグライダー」はパラモーターやパワードパラグライダーとも呼ばれ、テレビや映画の空撮などでも使われています。通常のパラグライダーは山の高さを利用して飛び立つのですが、モーターパラグライダーはエンジンを使って平地から飛び立つことができます。住宅地密集地以外で他人に迷惑のかからないような広場さえあれば、飛び立つことが可能です。山に比べて平地では風の影響も少なく、山の高度差を利用しないので長時間エンジンを使って飛ぶことができます。高さ150m~3000mまでの高度へ上がれるそうです。
せっかくなので実際にモーターパラグライダーを装着してみました。
エンジンユニットの重さ(1人乗り用)は1番軽いものでも27kgから最大40kgあります。座って装着し、安全上の為にトランシーバー付きのヘルメットをかぶります。今回立ち上がるのに人の手を借りましたが、本来は自分で立ち上がらなくてはなりません。
そしてパラグライダーを両手に持ち、風の力を借りてパラグライダーを空中に浮かせます。その時、パラグライダーの紐を絡ませないように細心の注意を払わなくてはなりません。パラグライダーを浮かせると一緒にエンジンユニットも持ち上げられ、軽くなります。
モーターパラグライダーの飛行速度は40Km前後、意外なことに、エンジンが付いていても車のようなスピードは出せずゆっくり進みます。5リットルの混合ガソリンで、1時間ほど自由に飛び続けることができます。本日は風も適度にあり天候も良好、思わず伸びをしてしまうくらいの気持ちいい日です。
田中さんは今から10数年前にモーターパラグライダーを始め、72歳で現役ライダーです。パラグライダーで海外の大空で飛ぶ夢も叶えました。山梨県内でパラグライダーをやっている5人のうちの1人です。「大空を飛ぶことは憧れ・男のロマンであり、夢だね!」と話す田中さん、72歳とは思えない明るく元気な方でした。自分も空を自由に飛んでみたいと思ったそこのあなた!モーターパラグライダーをオススメしますよ~!
※体験希望者の方は事前にお問い合わせ下さい。(詳細は記事の一番下へ)
軽いハイキングで紅葉を満喫!
場内では軽く裏山へハイキングをすることも可能です。田中さんと一緒に行ってきました。
登山道としては道幅はあまり広くありませんが、ミズナラやクヌギ・野生の椿などの植物があります。樹木が色付き、行きの上り坂では休憩を入れる度に紅葉に癒されました。急な山の斜面を15分ほど登っていくと・・・そこには開けた平地に建造物がありました。建物は火と風の神様が祀ってある「若宮観音堂」でした。元禄6年(江戸幕府5代将軍 徳川綱吉の時代)御坂黒駒地区では近くに流れる金川の氾濫により、水害に悩まされていたそうです。そこでこの観音堂が建立され、この地を護っているそうです。毎年7月には観音様祭りが行われ、33年に1回ご開帳されるようです。
もみじが真っ赤でとても綺麗でした。若松観音堂からもう2・30分程登ると、標高809mに旭山の武田氏烽火台跡があります。体力に自信がある方、歴史に興味がある方にオススメします。田中さん曰く、眺めも良く甲府盆地の景色と山々を見ながら登れるそうです。その他に嵐山釣り堀ではトライアルバイクコースもあります。全国各地からお客さんが遊びに来るそうです。来年の2011年にトライアルバイクの全国大会会場にもなっています。
嵐山釣り堀で遊んだ後は、以下の施設などをオススメします。
- ○まったりしたい方
バラ農園直営カフェ「ローズファーム」 - ○疲れをとりたい方
「ももの里温泉」 http://www.fuefukinoyu.com/momonosato/index.html - ○まだ遊び足りない方
山梨県森林公園「金川の森」 http://www.morimori-yamanashi.jp/
嵐山つり堀は複数のレジャーを楽しめるため、幅広い世代の家族や友達で遊びに行けますね。忙しい日常から離れ、自然の中でのんびりと過ごせる場所、嵐山つり堀。中央高速道路からのアクセスも簡単。アウトドアというとどうしても夏のイメージが強くあります。しかし、秋の方が紅葉を観ながら外で遊べて満足感たっぷり!秋のアウトドアを笛吹市で楽しんでみてはいかがでしょうか?(取材:ミーシャ)