花鳥山ウェディングセレモニー

4月11日、日曜日、桃の花の咲き誇る花鳥山の桃畑でウエディングセレモニーが行われました。 新郎新婦は兵庫県尼崎市の加子岳史さんと北原優香さんです。今回『花鳥山ウエディングセレモニー』を企画した旬感ネット代表の小河内とパティシエである優香さんが、桃を通じて十年来の知り合いであったことから、今回こちらで結婚式を行うことになりました。満開の桃畑で行われる結婚式を地元の新聞社やテレビ局も取材に来ています。

この日はくもりと予報されていましたが、セレモニーの間だけ陽光が差し、まるでお日様もこの婚礼を祝福しているかのようでした。

花鳥山の駐車場から会場となっている畑までの坂道を、新郎新婦がゆっくりと歩いて行きます。お花見に来ていた人たちも、二人を祝福するために飛び入りで参列して下さいました。

二人が桃畑に入場すると、フルートの生演奏が始まりました。周りを桃の花で飾られたヴァージンロードの上を、厳かに歩いて行きます。一番奥にある式台の所で立ち止まり『桃園の誓い』を行いました。新郎新婦と立会人が署名して『桃園の誓い証明書』が完成されました。

そして指輪の交換です。参列者から次々に「おめでとう!」の声がかかります。この日の為に特別に作られた桃のウエディングケーキに、桃畑の主である杉岡さんが桃の花びらを散らしました。無農薬だからこそできる粋な演出が、より一層お祝いに色を添えました。そのケーキに二人合わせて入刀し、お互いに一口ずつ食べさせ合うファーストバイトを照れながら行っていたのが印象的でした。

そして、二人のご友人、農園主の杉岡さん、旬感ネット代表小河内から若い二人に祝辞が述べられました。農園主の杉岡さんから新郎新婦に地元の花鳥窯で造られた夫婦茶碗が贈られました。

新郎新婦からの挨拶では、美しい桃の花の中で結婚式ができたことの喜びが伝わってきました。退場して行く二人に、参列者からフラワーシャワーが浴びせられます。桃畑に色取り取りの御坂産のバラの花びらが、華やかに舞いました。

ここで、幸せのおすそ分け、ブーケトスが行われました。残念ながら、一発でキャッチできた人はいませんでしたが、リングガールをしてくれた小さなお嬢さんが拾い上げ、みごと彼女のものとなりました。

最後は、桃の花と甲府盆地をバックに皆で記念写真を撮りました。もちろん、飛び入りで参列してくださったお花見のお客さんも一緒に写りました。この日会ったばかりの見ず知らずの若い二人を祝福して下さったこと、新郎新婦もとても感激していましたね。幸せなピンク色の花に囲まれて、ほのぼのと心温まるウエディングセレモニーとなりました。 (取材:さっさ)

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