
山梨岡神社定点
定点1:この神社の歴史は古く、千年以上も前に編纂された「延喜式神名帳」に名を連ねる古社です。大蔵経寺山の東南麓に建ち、その静かな佇まいに悠久の時の重さを感じます。境内の木々と背後の山が観察ポイント。
<近辺の観察ポイント>
A:笈形焼き:山の斜面いっぱいに雄大な「笈形焼き」が見えるポイントです。紅葉が真っ赤に燃える山裾に「逆笈形焼き」が浮かび上がるのを期待。手前のブドウ畑の葉っぱにも注目です。
★2009年12月1日 晴れ
前回から4日ぶりの観察ですが、わずか数日の間にも色の変化がありました。日中の最高気温15度と暖かい日ではありましたが、オレンジ色が強くなり、それだけで暖かさを感じます。定点観察はこれで終了します、ありがとうございました。

山が色とりどりの賑わいを見せる一方で、境内は深い緑に包まれ、静寂を守っているかのようです。

午後3時。やや傾きかけた日の光に照らされた枯れ草の地味な色彩に晩秋の魅力を感じます。

A地点:鮮やかな紅葉こそありませんが、黄色と茶色が溶け合ったようなオレンジ色の輝きが見事です。

山はすっかり秋の装いです。境内の緑との境界がはっきり分かるようになりました。

まだ黄緑色の葉も残るモミジが秋の日に輝いてます。拝殿脇にて。

A地点:ブドウ畑の平面と壁のようにそびえる山が造る、金色の空間。

今日はいつもより早い時間帯(正午頃)の撮影ですが、陽の当たり具合によってこんなに色の見え方が変わります。

深閑とした境内に浮かび上がる鮮やかな赤。奥に見えるのが神楽殿です。

A地点:山もブドウ畑も黄葉し、付近一帯を金色に照らしているようです。

境内の木々はほとんど変わりありませんが、背後の山に色の変化が見られます。

マガモは市街地の河川でも普通に見られますが、平等川も住みやすい場所のようです。

A地点:ブドウ畑は残念ながら紅葉せずに、落葉が始まっていました。

前回(11日前)と比べると山の中腹辺りにやや色の変化が見えます。

上の写真の近景です。この辺の葉はほとんど変わりないようです。

A地点:ここから見る斜面は東向きなので日照時間の長い石和側より紅葉が早いようです。

境内は木々が茂り何となく暗い印象ですが、この時間帯(PM2~3)はしっかりと陽が差し込んできます。

神社を訪れるとまず目に入るのがこの拝殿。祭祀・拝礼を行なうための社殿です。

A地点:山の東南麓の参道入り口付近が「笈形焼き」の絶好ポイント。ブドウの葉は黄葉しています。