森のコンサート&木工教室

8月23日、お天気です。さあ、みんなでケヤキの森へ行きましょう。だって今日は森の中でコンサートと木工教室があるんです。水筒を用意して、さあ出発!

ふるさと公園よりの眺望

ケヤキの森に行く時は、ふるさと公園を通って行きましょう。高台にあるからすごく眺めがいいんですもの。ほらね、甲府盆地が向こうまで見渡せるでしょう。

でも、ケヤキの森はもっと高い所まで上って行きます。山道を車で登って行くと、右側に駐車場がありました。道を渡ると森の入り口です。もう、市の職員の人や、ケヤキの森の連絡会議の人たちが集まって、会場の準備をしています。連絡会議の人たちというのは、ケヤキの森に関わっているいろいろな団体の人たちのことです。「みんなでケヤキの森を大事に守っていこう!」っていうことを、時々会議を開いて、話し合ったりしてるんですって。今日はその人たちが主催したイベントなんです。ケヤキの森の良いところを、みんなに感じて欲しいと思って開かれたイベントです。

ケヤキの森

この森には樹齢100年を超えるケヤキが約260本もあるそうです。長生きのケヤキたちはとっても背が高くって、森の天井もずっと上の方です。そこからケヤキの葉を透かして木漏れ日が差し込んでいます。明るい森です。でも、この前来た時よりももっと明るいなぁって思いました。市の職員さんに聞いてみると、最近ではケヤキの葉っぱを、チビタマムシという虫が食べてしまって、葉っぱの量が少なくなってしまったんですって。「これはなんとかしなくちゃいけない!」ということで、連絡会議の人たちはみんなで話し合いを続けています。

さて、いよいよ森のコンサートの始まりです。フルートを持った3人の女性がステージに上がりました。お辞儀をして、フルート三重奏の始まりです。

フルート三重奏

森のこずえに「カッコウワルツ」が響きます。フルートの音って、思っていたより力強くて大きいんですね。音響設備は何も使っていないのに、森いっぱいに音楽が広がります。「カルメン」とか、「ハナミズキ」とか、「星に願いを」とか、みんなの知っている曲をたくさん演奏してくれました。お楽しみコーナーでは漢字のクイズ。けっこう難しかったです。そして、フルートを習っている子供達が童謡を演奏してくれました。みんな一生懸命でとっても上手でした。見ていた人の中には、自分もフルートを吹いてみたいなって思った人も、たくさんいたと思います。最後に演奏に合わせてみんなで「ふるさと」を歌いました。楽しくて、やさしい気持ちになったフルートコンサートでした。

木工教室でやじろべえ作り

さて、今度は木工教室です。ケヤキの森を手入れした時にできた間伐材を使って、やじろべえを作ります。市の職員のおじさんに作り方を教えてもらいました。みんな夢中になってボンドで貼ったり、マジックで色を塗ったりしています。みんなのお父さんやお母さんも夢中になって作っています。自然の木が材料だから、触っていると気持ちいいし、上手にバランス取れると嬉しいですしね。お昼頃にはリスさんや、ブタさん、アンパンマンやフクロウさんのやじろべえが出来上がりました。いろんな顔がゆらゆら揺れてとっても楽しくなりました。

ケヤキの森のイベントはこれでおしまい。森の中で過ごす時間は、やっぱり気持ちいいですね。 (取材:さっさ)

 

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